| 浸透力が非常に高いオイル成分です
動物性脂肪に含まれる脂肪酸はオイルの浸透力を左右する成分です。
この成分は2種類有って、不飽和脂肪酸(やわらかくサラサラで浸透力が非常に高い)←→飽和脂肪酸(硬くて固まりやすいベトベトした脂で浸透力が低い)に分かれます。
浸透力が高い”不飽和脂肪酸”は、動物性脂肪ではホースファット(馬脂)やミンク脂のみに多く含まれていますが、それ以外の羊脂(ラノリン)や牛脂などの動物脂は”飽和”が多いのです。
解りやすい違いとして、例えば飽和が多い牛脂を熱しオイルを抽出して常温で冷やすと、ラードの様にベトベトになります(冷めた焼き肉のプレートを想像してください)。
しかし、馬の脂は冷めてもサラダオイルのようにサラサラのまま、これが不飽和脂肪酸の特徴なのです。このサラサラ状態が浸透力の高い証拠。牛脂や羊脂などのラード状態のままでは革のように緻密な繊維の中へは浸透しにくいのです。
もちろん、革をなめす段階で加脂する場合は長時間油剤にたっぷり浸すため、どんな油材(牛脂が多い)でも革に油分を浸透させることができます。
しかし、一般ユーザーが行うレザーメンテナンスの塗布レベルでは、ホースオイルやミンクオイル以外は革の内部まで油分を浸透させることは難しいのです。
現在では存在しないミンクオイルだけの上質なオイルと同等レベルです。
本品は内容量100ml中にホースオイル97%含むのに対して、他のミンクオイルと称される製品ではミンクオイル分は1~5%程度しか含有されていません(残りの成分はロウや石油系オイル(油脂と表示)、ラノリン(羊脂)、有機溶剤などがまざっている)。
その理由は、現在ではミンクオイルが非常に高価で希少なオイルとなってしまったためです。
仮に本品と同様の含有量にしてミンクオイル製品を作った場合、それは一本数万円という高価なものになります。
マスタングペースト(ホースオイル)の最大の特徴は昔からレザーに最高といわれるミンクオイルと同等の、皮革製品に有効な成分と浸透力を保有しています。
また、一頭から取れるミンクオイルの量はミンクと比べるとはるかに多いため、レザーに最適なホースオイルだけで商品化できるわけです。
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