こんにちは。ドゥラムのWeb担当、タダシです。

ダニエル・E・リーバーマン博士の「人体600万年史」を読んでいます。裸足ランニングついての論文でランニング界に衝撃を与えた人の本で、人間の健康について進化の視点から考えようという内容です。

革屋として特に気になったのが、なぜ「私たち以外の人類がいなくなってしまったのか」という所。

私達の他にもネアンデルタール人やデニソワ人、フローレス原人など色々な親戚がいましたが、残念ながら今は存在しません。
一説によると火山の大噴火によって地球が寒冷化しまったことが原因ではないかと言われています。そんな中、火や道具を使い、協力することが上手な私達だけが生き残りました。

冬場のキャンプの凍えるような夜、焚き火の暖かさだけを頼りに(なぜか)裸で過ごす事を想像してみてください。体温を保持する革や毛皮はとても重宝されたはずです。特に寒冷化した厳しい自然環境の中では、革をうまく使えるかが生死を分けることもあったのでは!

つまり何が言いたいかというと「革を使うとなんだかホッとするのは、遺伝子に刻まれているからかもしれない」という事。

最近は、そういう事を考えながら仕事しています(もうちょっと真面目に仕事します)。
実はまだ下巻を読んでいる途中ですが、健康について進化の視点から解説されています。とても分かりやすく、ダイエット本としてもオススメ。モチベーション上がります。

写真は自分用に作ったKindle用のカバーです。

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